ベネフィシアについて
About
エイジングケアシートマスクとたんかん
Corporate philosophy

屋久島に関わる私たちの想い

世界自然遺産に登録された豊かな自然の残る屋久島は、今の時代まで、人と自然との調和、循環、繋がりを大切にしてきた先人の方達がいてくれたからこそだと思っています。
ベネフィシアは屋久島の自然の恵みを活かした商品を、神秘の島・屋久島から誠実に作り、それを世の中に広め多くの方に喜んでもらいたいとの想いから2022年11月に屋久島で事業をスタートしました。
弊社は先人の方達が大切にしてきたものを屋久島に還元することで次の世代につないでいけるような企業になることを目指しています。
以下に私たちの想いの元となる「屋久島憲章」を掲載します。
Yakushima Charter

屋久島憲章

屋久島憲章とは…
屋久島が世界自然遺産として登録された 1993 年、当時の上屋久町と屋久町の町議会によって、屋久島の貴重な自然を生かした地域づくりとそれを保全することを目標として制定されたものです。
以下に私たちの想いの元となっている屋久島憲章を掲載します。

地球と人類の宝物である屋久島。この島は、周囲 132 km、面積 503 km2の日本で5番目に大きい島である。屋久杉を象徴とする森厳な大自然に抱かれ、神々に頭をたれ、流れに身を浄め、大海の恵みに日々を委ねて人々が生きた島。

この島は、はるかな昔から人々の魂を揺さぶりつづけ、近世森林の保全と活用で人々が苦しみ葛藤した島である。

そして今、物質文明の荒波をようように免れた屋久島は、その存在そのものが人間に対する啓示であり、地球的テーマそのものである。この島に住む私たちは、この屋久島の価値と役割を正しくとらえ、自らの信念と生きざまによって、この島の自然と歴史に立脚した確かな歩を始める。そのため、この島の自然と環境を私たちの基本的資産として、この資産の価値を高めながら、うまく活用して生活の総合的な活動の範囲を拡大し、水準を引き上げていくことを原則としたい。

この原則は、行政機関はもちろん、屋久島に係わる全ての人々が守るべき原則でありたい。国の自然遺産への登録も、鹿児島県の環境文化村構想も、この原則を尊重し、理想へ向けて、その水準を高く100 年の計を誤らず推進されることを願うものであり、これを契機として、次のことを目標とし、ここに屋久島憲章を定めます。

  1. わたくしたちは、島づくりの指標として、いつでもどこでもおいしい水が飲め、人々が感動を得られるような、水環境の保全と創造につとめ、そのことによって屋久島の価値を問いつづけます。
  2. わたくしたちは、自然とのかかわりかたを身につけた子供たちが゙、夢と希望を抱き世界の子供たちにとって憧れであるような豊かな地域社会をつくります。
  3. わたくしたちは、歴史と伝統を大切にし、自然資源と環境の恵みを活かし、その価値を損なうことのない、永続できる島づくりを進めます。
  4. わたくしたちは、自然と人間が共生する豊かで個性的な情報を提供し、全世界の人々と交流を深めます。

 

屋久島の景色
代表福原
Connection with Yakushima

屋久島とのつながり

約20年前、僧侶でもある弊社代表の福原が縁あって屋久島にお寺を建てることになりました。屋久島に不思議なパワーと繋がりを感じ、この島と島に住む人々のためにできることをしたいと考えるようになります。
まず最初に、有害鳥獣駆除で困っていることを知り、自然と人間の 調和をはかれるようにとの想いからヤクシカ処理加工センターを設立します。
次にたんかん農家の高齢化で後継者がいなくなり農家の方が畑の継続に困っていると聞き、屋久島の大切な名産品であるたんかんを次世代に引き継いでいけるようにと思い、畑の運営を引き受けました。
縁あって訪れた屋久島に魅了されて「屋久島のために、島の人に喜んでもらえることがしたい」この想いが全ての事業の基になっています。
自社農園のたんかん畑
The story behind the birth of Beneficia

ベネフィシア誕生までのストーリー

ベネフィシアの商品開発の基本は「屋久島を想うこころ」
僧侶だった創業者が縁あってめぐり逢った屋久島。
そこは地球に生きる全ての人たちにとってかけがえのない財産となる自然が残る島でした。
この世界遺産の島の自然を後世に引き継ぐこと、人間が無理をすることなく自然と調和できるような持続可能な事業をしたい。
この屋久島のパワーを多くの人々に届けてがんばっている人に幸せになって欲しい。
そんな思いからベネフィシアは生まれました。
摘果たんかん
ストーリー1

摘果の存在を知る。これをどうにか活かしたい…

2022年、僧侶の福原は関係者とともに自社のたんかん農園の視察に訪れます。
その時、同行していた代表の青木が「摘果」の存在に気づきます。農家の方に話を聞くと「美味しいたんかんを作るために摘果という剪定作業が必要になる」ということでした。
毎年たくさんの摘果作業で間引かれる若い青い実のたんかん。農家さんも「この実を何かにできたらいいけど…」と困っていました。この状況を知った福原はこの摘果を使ってみんなが幸せになれるようなものを作ろうと考えました。
ストーリー2

「摘果たんかん」はフレッシュな癒しの香り!

福原から摘果たんかんを利用することを託された青木は、青い実を持ち帰り東京の自宅で毎晩試作を繰り返しました。
ジャムにしたり、甘露煮にしてみたり・・・と色々試してみたのですが、まだ完熟する前の若い実のため、苦味がでてしまい食品にするのは難しいことに気づきます。
ただこの試作のおかげで、青い実のたんかんには完熟したたんかんとはまた違う若々しいフレッシュな癒しの香りがすることに気づきます。
たんかん
摘果たんかん
ストーリー3

試行錯誤。そして…

青い実の摘果たんかんからは若くてエネルギッシュなチカラを感じました。屋久島の大自然の中で育った植物はきっと素晴らしいパワーやエネルギーを持っているはず。
そう信じ続けていくつも試行錯誤を繰り返した末、青木は摘果の香りの良さを活かしたコスメにすることを考えました。この屋久島のエネルギーを、毎日頑張っている人たちが日常的に取り入れて元気になれるような肌にも心にも屋久島のパワーを与えられるようなものにできたら…
*OEM…メーカーが自社ではないブランドの製品を製造すること
ストーリー4

「たんかん」コスメの開発

屋久島の恵みをたっぷり含んだコスメを作ってたくさんの人に届けよう!そう考えて動き出したものの、開発にはたくさんの試練が訪れました。
まず、たんかんを持ち込んで化粧品にしてくれる工場が見つからなかったのです。何件も連絡し、14件目にして、やっと持ち込みで作ってくれるところが見つかりました。
コスメの開発
エイジングケアシートマスクとたんかん
ストーリー5

たくさんの失敗から生まれた商品第一号

やっとの思いで出来上がった試作第一号。しかし使ってみたら、肌がピリつき不快感があります。化粧品には肌に負担のかかる成分が色々入っているのだということを知りました。
"たんかんの摘果を利用したい"そこから始まった事業ではあったけれど、元々敏感肌だった青木は、「自分が使えないようなものは作りたくはない」。
屋久島のたんかんと水の良さを活かした「余計なものは入れない」「誠実なものを作り届けたい」との思いで商品開発を続け、弊社商品の第一号である「フェイスシートマスク」が完成しました。
story_6

神秘的なパワーが宿る「神の島」屋久島

僧侶の福原が屋久島の地を選んだこと
それは屋久島に不思議なパワーを感じたから。
屋久島の地にいると、言葉では言い表せない、目に見えない「何か」チカラがあることを感じざるを得ない瞬間が幾度も訪れます。
月の満ち欠けを感じる生活、木々や風や鳥の声、水の音、自然と共に生きる島…
この神聖で神秘的な屋久島の力をベネフィシアの商品を通じてたくさんの人に届けられるように、その想いから、福原は自ら自社農園のお祓いをして整えました。畑の中で一番古いたんかんの木をベネフィシアの御神木として祀りました。屋久島のパワーをたくさんの人に届けて幸せになってもらいたい その思いでベネフィシアは商品開発を続けています。
たんかん御神木
Company

会社概要

会 社 名
株式会社ベネフィシア
所 在 地
〒891-4404 鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間1027-2
※地図上では本社住所が正確に表示されませんので、来社の際はお電話を頂けると幸いです。
電話番号
0997-47-3928
代表者名
福原勝利 青木友絵
設 立 日
2023年11月
資 本 金
1,000万円
事業内容
  • 化粧品及び食品の企画、開発、製造、卸売及び小売
  • 屋久島に関する土産物の卸売及び小売
  • 各種イベント、セールスプロモーション、講演会、セミナー等の企画及び運営
  • 飲食店、小売店の経営及びそのコンサルティング
従業員数
4名
主要取引先
  • THE HOTEL YAKUSHIMA Ocean & Forest
  • 鹿児島ブランド特産品協会
  • 各屋久島島内・鹿児島県内のお土産ショップ